「男の子なんだから強くいなさい」「女の子なんだから優しくしなさい」なんて

言われたことがある方、聞いたことがある方は多いのではないでしょうか。

男性＝強さ、女性＝優しさという構図が世界各国で間違って認識されているような気がます。

その小さな間違いが世界各国の人々を苦しめています。

男性は強くなければならないという強い思いから、その力を弱者にかざしてしまう。

女性は優しくなければならないという強い思いから、振りかざされた力に対抗しない。

これが、世界各国で様々な形態で行われている暴力の始まりのように私は感じています。

国内でも国際的にも大きな問題となっている女性に対する暴力を、女性の目線だけでなく、

男性の目線も取り入れながら、どうやって解決していくのか。

女性に対する暴力撤廃宣言が採択されてから２３年。なかなか効果が発揮されていない中、

１国の大使として、どう考え、どう行動するのか。

国際問題から自分自身のあり方に立ち返る。それを目標にこの会議を作成しました。